フォーム,入力,重心

2日連続ロングで、脚は偏りなく疲労していて、腹と
背中も疲労、強風のためか腕と肩も疲労している。
(疲労=触ると痛む、脚は階段昇りで即脚パン)


進むペダリングのイメージを言葉にしても、自分自身が
乗り込めていない時や不調の時には、自分でも理解出来
なくなったりする。

それでも、若手や自分が迷った時のヒントになればと
思い、色々と箇条書きしておく。

以下は、今ある筋力を最大限に引き出して、効率良く
推進力に変えて行く方法のイメージ。
レーステクニックとか自己リミッター解除とかは別途。


○基本のフォーム
・トイレから立ち上がる時のフォーム(前傾,骨盤,裏腿)
 (背中が反る訳じゃない. 肩落として肩甲骨をフリーに)
・胴体(腹筋群,背筋群)で骨盤をサドルに安定させる
 (呼吸は腹の横後ろ方向に膨らむ感じ)
・アスはリアハブを向いているイメージ
 (人それぞれだろうが、胴体の軸がイメージしやすい)
・常に空気抵抗は敵なので、基本的に空力追求フォーム
 (空力が良ければ自分は楽に、後続に対して攻撃になる)
 (身体が硬くても前傾は取れる)

○身体の部位毎の重量
・上半身の重量を腕にかけるのではなく、胴体から太腿に
 (BB-サドルトップの水平離隔50mm以上は取りたい)
 (自分(身長171cm,股下80cm)は、58mm. BB-サドル680mm)
・脚の重量は後足の腿上げで2時の入力との相殺を無くす
 (片足約10kgを0時-3時の入力に乗せるだけでも進む)

○筋力による入力
・腰回りのみを意識し、その先の膝と足首はリンク機構
・基本は大きな疲れ難い筋肉で、尻と腿上げが中心
・裏腿の筋力を1時-2時に瞬間的に乗せる
・たまに前腿に切り替える
・円周接線方向フルに駆動してアフターバーナー状態

○重心の位置
[前後]
・基本はサドルと前足の入力に重量が加わっている
・降りでは、重量をペダルにかけて重心を下げる
 (コーナーでは下げた外足と内腕で重心を下げる)
・前後の重心をコントロールし、タイヤ摩擦円を動かす
[左右…って言うか捻じれ、軸中心上の頭は動かさない]
・脱力ダンシングでは、左右の重心移動だけで進ませる
 (2時に階段の踏面があり、小走りに登るイメージ)
 (肩甲骨でリズムを取るイメージ)
・胴体の重量をシッティングでも左右に重心移動させる