栂池HC考察

栂池の翌日・翌々日と身体も心臓も脳も可成り怠い感じ.
栂池では前日試走1本40km程度・当日レース1本40km程度だけ
しか走っていないのだが,半年振りのレース強度が堪えたの
だろうか?
しかし,筋肉痛には一切なっていないので,追い込みは足り
なかった様だ.

自分のヒルクライムでの走りは,栂池10位yabeman師匠の熟練
のペース配分の域には到達しておらず,基本的に「ツッコミ重視」
の「玉砕覚悟」だ.
比較的上手く行ったのが2010伊吹山11位(最後タレた)で,完全に
オーバーペースで失敗したのが2010富士山39位(前年の1分落ち).
逆に,「ツッコミ重視」で行かなければ,ロードレースの序盤の
掛け合いに耐えられないから,これはこれで必要な走りなのだ.

自分が考えるヒルクライムの基本は,
・地形にリズムを合わせる
・掛かりっ放しにする
・筋肉を使い分ける
の3点だ.
普通なら特に意識しなくても勝手に身体が動く.

しかし,栂池では何一つ出来ていなかった.
もちろん筋力不足と体重過多もあるが,基本が出来ていなかった.
久しく登りを登っていなかったので,登りのペダリング(主に
上半身の意識の仕方と入力タイミング)を忘れてしまっていた.
集中力の問題か?リズム的に繋がりが悪く,掛かりも部分的に良い
感じで掛かる勾配もあったが,基本的には踏み回せていなくて
掛かった感じではなかった.
むしろ,試走の方が冷静で良いペダリングが出来ていたかも?

富士あざみラインの急勾配でのペダリングは特殊だが,冷静に
基本を意識して,現状の身体でも可能な限りのレースをしよう.
今は結果は出せなくても,次に繋がるはず.

普通なら心拍系は付けないが,富士山ではペース配分を意識する
ために付けてみよう.
多分,スタート早々190bpmを超えてしまうだろうが,AvHR183bmp
辺りを目安に走ろう.
レースでのデータ取りを考えると,高価でもSRMが欲しくなるね.
でも,1stマシン用・2ndマシン用・コンパクト用の3種は無理だろ.