52Tから53Tへ

7900Dura-Aceのアウターチェーンリングを52Tから53Tへ交換
するなんて,非常に無駄な出費であり,レアケースだろう.
79Duraを組んだのは実業団登録前の昨年2009年3月の事で,
未登録の素人からするとERクラスでも恐ろしく見えていた頃だ.

実際にシーズンが始まってみたら,ER初戦の伊吹山でスタート
アタックしたままで逃げ切ってしまい,ERのレースを味わう前に
BR-1に昇格した.
BR-1でも何度か上位に絡む事が出来た.
リザルトは残せなかったが,多くのレースを先頭で展開した.
シーズン最終戦の入替戦では,チーム毎TRに昇格出来た.

BR-1の頃はギアが足りないなんて事は無かったのだが,TR
で走る内に,石川の降り・小川の降り・松川の平坦等でギアが
回り切る状況を経験した.

11-23Tの導入も考えているのだが,まず周囲と同じギアに
してみる事にした.

52Tと53Tの違いは,53/52=1.019(101.9%)と+1.9%でしかない.
速度にしても,
 90rpm 52-12T:49.05kph 53-12T:49.99kph (+0.94km/h)
となり,大して変わらない.
しかし,極限状態では変わってくる.
 130rpm 52-12T:70.84kph 53-12T:72.21kph (+1.36km/h)
この領域では,小さな差が命取りになる可能性があるのだ.

回転力があればデカいギアは必要ないと思っていたのだが,
シーズンが進むに連れ,重いギアが踏める様になってきたが,
回せなくなってきている実感がある.

ちなみに,
 53/52=101.9%
 12/11=109.1%
となり,12-25Tから11-23Tにした方が桁違いに重く出来る.

しかし,流石に踏めそうもないから,まず53Tを試してみる.

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2006CR1+105:28,279km
2009Addict+79Dura:10,789km