911に自転車積載

自転車競技の遠征の際には、片道1,000km往復2,000kmとかを運転する
ので、遠征の疲労でレースが上手く走れない事もある。

ポルシェ911カレラ4[2000年式996]は、2人+自転車1台室内積みが可能。
フレームを入れるには軽く知恵の輪状態になるが、自分のフレーム
サイズ[身長171cm]なら、前後輪外せば後部座席に収まる。
身長180cmの人のフレームサイズだと室内積みは厳しいかも知れない。
キャリアを譲って頂いたので、2人+1台室内&1台外積みも可能だが、
残念ながら、まだ試していない。
屋根に3台とすれば、3人+3台外積みも可能と思われる。
素晴らしいGTカーなので疲労が少なくて良いし、ATだから渋滞も楽だ。
元々ブレーキが強いので、人間と荷物を満載してもブレーキに不安は
生じない。
飛ばせるパワーと安定感だけでなく、止まれるブレーキが最重要だ。


自分の旧レガシィ[Turbo2.0L]は、3人+3台室内積みまでしか行った
ことがないが、安定感とパワーに関して遠征車としては文句がない。
しかし、後部座席がラグジュアリ過ぎて、荷室が5ナンバーサイズの
ランサーセディアワゴンよりも狭いのが難点だ。
(現行レガシィは後部座席背もたれの角度変更可能)
上にキャリアで5台積めば5人+5台も可能だが、レガシィでは試した
ことがなく、ランサー[NA1.8L?]では空気抵抗増大による燃費悪化が
著しくてパワー不足に泣かされた。
レガシィ[NA2.0Lの最廉価モデル]を長期代車として使用していた
が、あれはパワー不足だった。
同じNA2.0LでもDOHCの上級グレードは必要十分なパワーがあった。
実家で使用中のNA2.5Lの旧アウトバック2.5iは、旧レガシィよりも
5cm車高が高いが充分に安定していて、レギュラ仕様でコストパフォー
マンスが良い。
現行レガシィはデカくて重いので、標準のNA2.5Lでも少しパワー
不足を感じるかも知れない。
最新の300PSな2.0DITを試乗した際は、新型直噴ターボや新型CVT
感じる前に、重心の高さで嫌になった。


遠征の際には同行者のミニバンを運転する機会が多い。

2009年から日産:セレナ[NA2.0L]は乗り込んでいて、もしかすると
自分の車よりも距離を走っているかもしれない。
他には、本田:エリシオン[NA2.4L]と日産:旧エルグランド[NA3.5L]、
後は豊田:ハイエースの最大級な奴。

ハイエースはトラックな感じで、高速道路を安定した速度で走る分
には良いのだが、下道での取り回しには苦労した。
それと、自分は2ペダルのAT車の場合は左足ブレーキ常時待機なの
だが、ハイエースフットレストとブレーキの間に仕切りがあって
左足ブレーキは出来ずに、運転ポジションが不満だった。
荷物の積載については、流石。

セレナ・エリシオン・旧エルグランドは、足回りに定評のある日産と
本田なためか、重心が高い割に足回りがしっかりしていて比較的安心
して走れるが、やはり運転が楽なのは、重心の低い順だ。
1.エリシオン、2.セレナ、3.旧エルグランド
セレナと旧エルグランドではエンジンの余裕が違うのだが、旧エル
グランドは重心が高く感じてしまい、また、2.4tonもの重量物なので、
運転に緊張感が必要である。
4人+自転車4台室内積みか、5人+自転車2台室内&3台外積みが可能。
5人+5台は遠征費案分で安上がりだが、やはり外積みだと気を遣う
ので、室内積みの方が楽で良い。

たまに高速で飛ばしているミニバンを見かけるが、あの車重に対して
プアなブレーキと高重心な車で飛ばすなんて、頭が悪過ぎる。
中学レベルの物理法則すら理解できないのだろう。
ミニバンに乗っていると言う事は、子供もいるだろうから、子供の
教科書を借りて勉強し直すべき。