全日本選手権(岩手)DNF

 2012/04/29(日)
 全日本選手権(岩手県八幡平市)
 DNF 11周(175km)/全16周(252.8km)

主に暑さに内臓が対応出来ず、レースの集中力も続かなかった。

今冬の大雪と自身の燃え尽き症候群のため、完全に練習不足の
調整不足で臨んでしまった全日本だったが、案の定と言うか、
勝負がかかり出す前の段階で遅れてリタイアとなってしまった。


本当は、ファーストアタックを決めて序盤の逃げに乗り、5周は
目立ってからリタイアする予定で、1時間みっちりウォーミング
アップをしてスタートしたのだが、既にパレード区間で前々を
キープ出来なくて、集団に埋もれてしまった。
地味に登りで飛び出したりしたのだが、登りが弱体化してキレも
ない自分には、何も出来なかった…。

3周は前の方を走ったのだが、あまりの暑さに汗が出過ぎて、その
分を飲んでも胃から吸収出来ずに、早くも脚ツり発生。
あんなにサイクリングペースだったのに…。

心肺機能は辛くないのに、脚は全然踏めない状態。
誤魔化しながら走り続けるものの、8周辺りのバックストレートで
ペースアップ(70km/hオーバー)し始めた頃から集中力が切れて来て、
いつ千切れようかなんて馬鹿な事を悩んでいた。
一列棒状の時に切れると最悪なので、切れるなら登りだなぁとか。
どうせ数周で終わるのだからと、重くなる補給も取らず、駄目駄目。
結局は、11周目の登りの右折直後のダンシングで諦めてしまって、
11周完了地点で降ろされた。
脚が限界だったのか、集中力が限界だったのか、自分でも分らない。


特に気になったのは序盤の発汗量の多さ。
水を飲んでも補給ジェルを飲んでも、胃がチャプチャプになって
リバースしそうになるだけで、吸収してくれなかった。
その後に汗が出なくなって、もう限界だと感じた。
内臓破裂の後遺症とは関係なく、高レベルの練習が不足していた。
内蔵を鍛えるのは、地道に行うしかない。

また、シフトとブレーキの回数が多く、両手の指がパキパキに
固まってしまい、余裕のある場所では手をブラブラとさせて回復
を心掛けた。
電動変速装置が欲しくなった。


兎に角、終わった。
そう、終わってしまった。
色んな意味で一区切りだと感じる。
新たな気持ちで、自転車に乗ろうと思う。