EvoraとBRZと996

時間が余ったので,岩沼のガレージ・エディフィス(社長は
伊藤真一選手)に行き,後でオマケの栗生スバルも行ってきた.

残念ながら,伊藤真一選手には会えず.

ポルシェで乗り付けたからか?,店の敷居は高くなく,営業さん
からの勧めで駐車場に展示してあるエヴォーラIPS(6AT,ソーラー
イエロー)を試乗させてもらった.
R4→槻木手前→R6で10km程度か?
今度は高速やワインディングを試乗してみたい.

■Lotus:Evora IPS
 (参考)新車価格: ,937万円
 乗車定員:4人 … 後席に乗ること考えて作ってねぇな
 トランスミッション:6AT
 全長・全幅・全高:4,370mm・1,850mm・1,230mm
 ホイールベース:2,575mm
 車検証記載重量:1,450kg
 排気量:NA, 3,456ml
 最高出力:206kW(280PS)/6,400rpm
 最大トルク:350Nm(35.7kg-m)/4,600rpm
 最高速度:250km/h

ブレーキングにおいて,車重の軽さを感じた.
カタログ値では,ポルシェ1,470kgに対して1,450kgと同等なのだが,
兎に角,明らかな車重の軽さを感じた.
重量バランスによるものと考えられる.
やはりMRはバランスが良い.
フロントの入りが良く感じた.
シャシーの高剛性とノーマルサスの動きが良くて,岩沼の震災に
よる段差だらけの悪路でも,高級感のある乗り心地だった.
サイズ的にも,カタログ値よりもコンパクトに感じられて,久し
振りの右ハンドル車の運転だったが,運転しやすかった.
ハンドル調整・ペダル配置・シート調整が良くて,好みのドライ
ビングポジションに調整出来たからかも知れない.
前後のオーバーハングが短いのが良い.
外装は複雑で抑揚のある良い造形だ.
サイズがデカい割にはイエローでも格好良く見えた.
内装もシンプルだが値段なりの高級感がある.

要するに,とても好印象.
近年中に自転車を引退したら,新型ケイマンよりエヴォラを買おう.
流石に,いつもニコニコ現金払いってのは無理だろうな….


■Lotus:Exige S
 (参考)新車価格: ,730万円
 トランスミッション:6MT
 全長・全幅・全高:3,800mm・1,720mm・1,160mm
 ホイールベース:2,300mm
 最高出力:162kW(220PS)/8,000rpm
 最大トルク:210Nm(21.4kg-m)/5,000rpm
 重量: ,930kg

■Lotus:Elise R
 (参考)新車価格: ,588万円
 トランスミッション:6MT
 全長・全幅・全高:3,800mm・1,720mm・1,130mm
 ホイールベース:2,300mm
 最高出力:141kW(192PS)/7,800rpm
 最大トルク:181Nm(18.5kg-m)/6,800rpm
 重量: ,900kg

展示車を見ただけ.
軽いし,コンパクトだし,異彩を放つデザインだし,素晴らしい.
しかし,今の自分にとってはストイック過ぎる….
ファーストカーとして1台体制では無理があると思う.


Subaru:BRZ
 乗車定員:4人 … 首は大丈夫だが脚のスペースが辛い
 ドライブトレイン:FR
 トランスミッション:6MT (6AT)
 全長・全幅・全高:4,240mm・1,775mm・1,300mm(1,285相当)
 ホイールベース:2,570mm
 重量:1,230kg (不明)
 排気量:NA, 2.0L
 最高出力:147kW(200PS)/7,000rpm
 最大トルク:204Nm(20.9kg-m)/6,400-6,600rpm

展示車を見ただけ.
全高と全幅からしたら,もっとワイド&ローに見えるかと思ったが,
確かに996よりも低い感じはするものの,ボリュームの抑揚がない
ために,ノッペリとした感じになっているのが残念.
車重の割にブレーキがチープに見える.


■Porsche:911 Carrera 4 Coupe
 型式・年式:996前期・2000年式
 (参考)新車価格:1,172万円
 乗車定員:4人 … 3人なら大丈夫だが首は辛い
 ドライブトレイン:R-4WD
 トランスミッション:5AT (Tiptronic S)
 全長・全幅・全高:4,430mm・1,765mm・1,305mm
 ホイールベース:2,350mm
 車検証記載重量:1,470kg
 重量配分:560:910=38:62
 排気量:NA, 3,387ml
 最高出力:221kW(300PS)/6,800rpm
 最大トルク:350Nm(35.7kg-m)/4,600rpm
 パワーウェイトレシオ:4.90kg/PS
 最高速度:275km/h
 0-100km/h:6.0秒 … あまり速くない(重いから)

左ハンドルが不満.
ハンドル径が大きいのも不満で,テレスコピックがないのも不満.
ペダル類が右に寄っているのが不満で,左足ブレーキが辛い.
冬タイヤの影響も大きいだろうが,高級車的な上品な乗り心地.
重量バランスの悪さは,911の個性.
それを乗りこなしてこそ,真のスポーツカー乗り.


ToyotaMR2 GT-S
 型式・年式:SW20(III型ABS付)・1994年式
 (参考)新車価格: ,272万円
 乗車定員:2人
 ドライブトレイン:MR
 トランスミッション:5MT
 全長・全幅・全高:4,170mm・1,695mm・1,235mm
 ホイールベース:2,400mm
 車検証記載重量:1,270kg
 重量配分:530:740=42:58
 排気量:Turbo, 1,998ml
 最高出力:kW(245PS)/6,000rpm
 最大トルク:Nm(31.0kg-m)/4,000rpm
 パワーウェイトレシオ:5.14kg/PS
 0-100km/h:不明

左右の重量バランスの悪さが不満だった.(特にターボ車)
フロントのサスストローク不足が不満だった.
剛性不足か?,脚とのバランスか?,バタバタ感が不満だった.

今思えば,とてもコストパフォーマンスに優れたマシンだった.
MR2と比べてしまうと,86/BRZのスペックが物足りなく感じる.
まぁ,乗ってみなけりゃ分からんか?