実業団伊吹山ヒルクライム

第3回全日本実業団ヒルクライムin伊吹山ドライブウェイ

 DNF:メカトラ(800km中600km地点)

仙台まで残り200kmを切った会津にて,ベルエキ号の変速機が
完全に壊れてしまい,雨の降る気温3度の高速道路上で立ち往生.
残念ながら,今回はメカトラによるDNFとなった….
JAFに助けて頂き,会津若松市まで輸送されて,市内ディーラの
駐車場で車中泊
凍死するかと思った.
当然,翌日の4/12(月)の仕事はDNSとなった.

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じゃなくて.

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第3回全日本実業団ヒルクライムin伊吹山ドライブウェイ

 TR 11位(クラブチーム2位):第2集団後方ゴール
 TIME 0:29:10.09, +Top 0:01:14, Avs 24.68km/h, 15points

<事前>
伊吹山はコースの残雪のためにフルコースの17kmから12kmに
短縮される事になった.
一昨年の筧選手タイムから29分を切る事が予想され,平均時速
25km程度のヒルクライムと言うよりロードレースと言うべき
レース展開になる事が明白だった.
そのため,ヒルクライム用のShimano:WH-7850-C24-TU(Ultegra:
12-25T)ではなく,200g重いCampagnolo:BoraOne(Ultegra:12-
25T)を初使用する事にした.
3/21熊谷クリテの予選では,ポイント取得やスプリント勝負を
行う事が出来ずに予選落ちしてしまったが,積極的に35分間を
戦い抜く事が出来ており,30分弱なら対応出来る自信があった.
また,コンチネンタルチームは海外のレースから帰国した直後
で,本調子で無い事も予想された.

<当日>
レースが13時と遅いので,24時に寝たが,2時-3時-4時-5時と
目が覚めてしまい,緊張のために熟睡する事が出来無かった.
布団の中からも雨音は聞こえていたが,ウェットな外を見て,
憂鬱な気分に…,いや,フラマン魂に火が点いた.
受付後に30分程度は実走で走り回って,最後の方でアウター
トップの52-12Tで短くモガいて心拍を上げ,少ないながらも
最低限のウォーミングアップを済ませた.

<序盤>
早めにスタート準備位置の2列目に並んだが,上位選手の優先や
移動時のゴタゴタで,結局,スタートの位置は後方の5列目まで
下がってしまった.

(兎に角,先頭へ)

遠慮する事無く集団右側を駆け上がり,先頭まで上り詰めた.
ペースは速かったが,予想していたよりも緩くて,このまま
行けば何とかなる様な感じがした.
折角なので,積極的に先頭交代に加わってみた.

<中盤>
半分の5kmを過ぎた頃から,有力選手達によるロードレース的な
アタック合戦が始まった.
瞬発系は苦手なので,とても厳しかったが,辛うじて対応した.
瞬く間に先頭集団は絞り込まれてしまい,9名にまで減っていた.
シマノx4(平塚,畑中,村上,鈴木譲),アンカーx1(狩野),ブリッ
ツェンx1(長沼),クムサンx1(福島晋一),マトリックスx1(真鍋),
そして,クラブチームとしては唯一残ったエルドラードの自分.

(このまま行けば,入賞とクラブチームNo.1の座が手に入る)

7km頃に,狩野選手のアタックで集団が分裂した.
狩野選手,長沼選手,シマノの1人(平塚選手)の3名が先行した.
いや,私が反応しきれなくなっていて中切れを起こしかけたの
だが,すぐに先頭交代を要求して,福島晋一選手が前に出てくれ
たものの,どうも追い付く気が無い様に見えて,再度,自分で
前を引き出したが,後ろから晋一選手がキレのあるジャンプを
見せて,先頭3名に追い付いていった.
自分も他のコンチネンタル選手も追う事が出来ずに,第一集団
4名(狩野,長沼,平塚,福島)と第二集団5名(シマノ3名,真鍋,自分)
に分かれてしまった.

(まだ入賞は狙えるし,アマチュアNo.1は確実だ)

前の第1集団から更にブリッツェン長沼選手がアタックを決めた
8km頃に,第2集団ではルビーレッドジャージのシマノ畑中選手
が追走のアタックを行い,自分は追い切れずに中切れを起こし,
先頭付近は1-3-1-4の4分割になった.

(まだ行ける,まだ行ける)

<終盤>
その後,コンチネンタル選手達のアタックに反応出来なくなって,
遂に1-3-1-3-1と自分一人だけ千切れてしまった….

後続の集団は全く見えず,このまま堪えていれば,9位とクラブ
チームNo.1は取れると思っていた.

しかし,後続集団からイナーメ森本選手が単独で追い付いてきた.
しかも,シマノ1名(野寺選手)のオマケ付きだった.

(流石に2年連続乗鞍チャンプは甘くない)

森本選手の一本引きで平坦区間を抜け,御陰様で多少は脚が回復
したので,申し訳程度に先頭を代わって走っていると,ゴールまで
残り500mの看板が見えた.
ツキイチだった野寺選手が驚くべきアタックを見せて,全く反応
する事が出来無かった.
森本選手も反応出来なかった様だが,諦めずにペースアップして
行った.
自分の脚は既に終わっていて,食らい付く事が出来無かった.
後方を見ると,誰も見えず,11位は確実だった.
前方との差は開いて行った.
完全に脚が止まった….

<ゴール後>
何故,あそこで平塚選手に付けなかった?
何故,あそこで晋一選手に付けなかった?
何故,あそこで真鍋選手に付けなかった?
何故,最後に諦めてしまった?

11位で満足だったのか?
クラブチームNo.2でも満足だったのか?

こんなチャンスは二度と無いのに,何故,5秒間だけでも自分の
限界を超えて前に食らい付く事が出来無かったのか?
何故,最後まで全力で競い続ける事が出来無かったのか?

森本選手を倒していたら,美白眼鏡No.1,もとい,クラブチーム
No.1として,全国区に名乗りを上げる事が出来たのに.
10位と11位の1つだけの差がリザルト上に載るか載らないかの大き
な差だったのに.

何故,もう少しだけ頑張る事が出来無かったのか?

悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい.

もう一度,この位置で走るチャンスが欲しい.

もう一度,この位置で走るチャンスを作り出したい.

もっと練習を効率的に,もっと練習を高強度に,少しでも残業を
減らせる様に仕事も効率的に短時間に!!

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シクロワイヤード
Jサイクルツアー2010第2戦ヒルクライムin伊吹山ドライブウェイ

          • Machine -----

  車体 - Scott:Addicr R4 2009 (Shimano:79Dura)
  車輪 - Campagnolo:Bora One 2010
  歯車 - 52/39T・12-25T(10s)
  タイヤ - Vittoria:Corsa EVO-CX 28"-21 約800kPa

                                                                                                  • -

2010/03月まとめ
 " 1,350.0 km "
 ・実走: 回, ,868.3km
 ・ロラ: 回, 481.7km
  (2部練: 回)
 ・No Ride: 2日

[04/05-04/10平均値 Omron:KaradaScanHBF-354]
 身長  :171.5cm
 体重  :58.4 kg ←体重ヤバい
 基礎代謝:1,458.0 kcal
 筋肉率 :36.4 %
 体脂肪率:13.3 % ←体脂肪は更にヤバい
 BMI :19.9
 内臓脂肪:Lv. 3.5
 体年齢 :19.3 才